入社すると、研修や配属先で同期と出会います。
周りを見ると、自然にLINEを交換している人がたくさんいました。
研修が終われば一緒にご飯へ行く。
休日も遊びに行く。
そんな同期もいました。
でも私は違いました。
同期とLINE交換もしませんでした。
仲が悪かったわけではありません。
嫌いだったわけでもありません。
ただ、当時の私は
「人付き合いより、まず仕事を覚えたい。」
そう考えていたからです。
今振り返っても、その選択を後悔してはいません。
この記事では、新人時代に同期と距離を置いていた理由と、今だから思うことをお話しします。
同期と仲良くしなかった理由
学生時代とは違い、社会人になると環境が一気に変わります。
覚えることが本当に多い。
薬。
処方入力。
調剤。
薬歴。
患者さん対応。
毎日仕事が終わる頃にはヘトヘトでした。
そんな状態だったので、
「まずは仕事を覚えよう。」
という気持ちしかありませんでした。
同期と遊ぶ時間があるなら、
薬を覚えたい。
処方入力を覚えたい。
薬歴を書けるようになりたい。
それが当時の本音でした。
私は「修行に来ている」と思っていた
少し変わった考えかもしれません。
でも新人時代の私は、
会社へ就職したというより、
修行に来ている。
そんな感覚でした。
会社に尽くそうとは思っていませんでした。
それよりも、
「どこへ行っても通用する薬剤師になろう。」
そう考えていました。
だから仕事が終わったあとも、
薬を調べたり、
本を読んだり、
先輩のやり方を真似したり。
毎日少しずつ知識を増やしていました。
同期と仲良くすることより、
自分の力を付けることを優先していました。
同期がいなくても困らなかった理由
もちろん、同期がいるメリットはあります。
悩みを相談できる。
愚痴を言える。
励まし合える。
それはとても大きな存在です。
ただ、私は職場で分からないことは先輩に聞き、薬歴は先輩の書き方を参考にしていました。
同期がいなくても学べる環境はありました。
だから孤独を感じることはあっても、「失敗した」と思ったことはありませんでした。
同期と距離を置いたからこそ気付けたこと
新人の頃は、
「同期ともっと仲良くした方がよかったのかな。」
と思ったこともありました。
でも今振り返ると、あの時の自分にはあの選択が合っていたと思います。
私は人付き合いが嫌いだったわけではありません。
ただ、それ以上に仕事への不安が大きかったんです。
調剤。
処方入力。
薬歴。
患者さん対応。
毎日覚えることばかりでした。
仕事が終わると疲れ切っていて、誰かと遊ぶ余裕はありませんでした。
だから休日も、
薬を調べたり、
仕事のことを思い返したりする時間の方が多かったです。
今思えば少し真面目すぎたかもしれません。
でも、その時間があったからこそ、少しずつ自信がついていきました。
同期と仲良くすることが正解ではない
SNSを見ると、
同期みんなで写真を撮ったり、
飲み会へ行ったり、
旅行へ行ったり。
そんな投稿を見かけることがあります。
それを見ると、
「自分だけ浮いているのかな。」
と思う人もいるかもしれません。
でも、人付き合いに正解はありません。
同期と仲良くして頑張る人もいます。
一人でコツコツ頑張る人もいます。
どちらも間違いではありません。
大切なのは、
自分が働きやすいスタイルを見つけることです。
私は一人の時間があったからこそ、仕事に集中できました。
今なら同期とはもう少し話してもよかったと思う
一方で、今だから思うこともあります。
同期は同じタイミングで入社した仲間です。
悩みも似ています。
仕事で失敗したこと。
先輩に怒られたこと。
患者さん対応で困ったこと。
きっと話せば、
「自分だけじゃなかった。」
と思えたことも多かったでしょう。
だから今新人へアドバイスするなら、
無理に仲良くする必要はないけれど、連絡が取れるくらいの関係は作っておいてもいい。
そう伝えます。
仕事で困ったとき、
「あの会社ではどうしてる?」
と聞ける相手が一人いるだけでも心強いからです。
大切だったのは同期より「どんな薬剤師になるか」
新人の頃から私が考えていたことがあります。
それは、
「会社に評価される薬剤師」ではなく、「どこでも通用する薬剤師」になること。
ということでした。
会社は変わるかもしれません。
実際、私は転職しています。
でも、自分の知識や経験はどこへ行っても残ります。
だから、
会社の評価より、
自分の成長を優先しました。
同期と比べることもありませんでした。
「あの人は仕事が速い。」
「あの人は先輩に好かれている。」
そういうことより、
昨日の自分より少し成長できたか。
そこだけを見ていました。
この考え方は、今でも変わっていません。
新人薬剤師へ伝えたいこと
同期と仲良くしないといけない。
LINE交換しないといけない。
そんなルールはありません。
もちろん仲良くできるなら素敵なことです。
でも、
それが苦手だからといって焦る必要はありません。
社会人になれば、
人との距離感は人それぞれです。
自分に合った関係を作れば十分です。
私自身、同期と深く付き合いませんでしたが、そのことを後悔したことはありません。
それよりも、
仕事を覚えること。
患者さんの役に立つこと。
どこでも通用する薬剤師になること。
その方がずっと大切でした。
まとめ
新人薬剤師の頃、私は同期とLINE交換をしませんでした。
人付き合いよりも仕事を優先したかったからです。
その選択が正しかったかどうかは、人によって違うと思います。
でも一つだけ言えるのは、
同期との関係だけで新人生活の良し悪しは決まりません。
大切なのは、自分が成長できる環境を作ることです。
もし同期と距離があって不安に感じているなら、
「自分だけじゃない。」
と思ってもらえたら嬉しいです。
FAQ
新人薬剤師は同期と仲良くした方がいいですか?
仲良くできるなら心強い存在になります。ただし、無理をしてまで合わせる必要はありません。自分に合った距離感で十分です。
同期とLINE交換しないと浮きますか?
私は交換しませんでしたが、大きな問題はありませんでした。仕事に集中したいという人もいます。
同期がいなくて孤独です。
最初は孤独を感じることもあります。しかし、先輩や職場の人との関係ができてくると、少しずつ居場所ができてきます。
同期と自分を比べて落ち込みます。
比べる相手は同期ではなく、「昨日の自分」です。一歩ずつ成長していけば、それで十分です。
新人時代は、「周りと同じようにできない」と焦ることがたくさんあります。
でも、薬剤師として長く働いて感じるのは、人それぞれ成長のペースが違うということです。
もし今の職場で悩みが続いているなら、一人で抱え込まず、外の世界を知ることも選択肢の一つです。
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